上海で生きてます。

上海生活、語学、読書、投資、ヨガ、スポーツなど興味のあることを書き残します。

半年経って感じること

あけましておめでとうございます。

上海赴任後、ブログを1度も更新することなく2017年を迎えました。

中国では旧正月が年越しにあたるため、年末の休みは3日のみ。仕事で疲れきっていた私は、3日間家から1歩も出ないという不健康すぎる生活をしておりました。

年越し感がなさすぎて、今年は〇〇を頑張る!みたいな目標を立てることもなく、今年はどうなることやら。


さてさて、タイトルの内容に移ると、海外就職に憧れ運良く入社一年目からその機会に恵まれ、感じたことが何点か。

■海外への憧れだけでは、日々のモチベーションを保てない

大学時代に旅行や留学を通して、海外で働きたい!という目標を持ったのですが、海外への憧れとか刺激は、一定期間生活すれば当たり前のものになって、海外にいることそのものは何でもない日常になります。旅行の時に感じるワクワク感をずっと感じることができるんじゃないかと思っていたのですが、そんな考えは幻想に過ぎないことを学びました。だからこそ、海外の憧れだけでなく、自分が何をしたいのか、何にやりがいを感じるのか知ることは大切だなと思うのです。

■孤独は孤独

学生時代とは違って、大半の時間を職場で過ごすため、知り合う人も限られます。さらに最近は毎日残業しているので、平日は仕事終わりに交友関係を広げるようなことが出来ていない。
何もしないとせっかく海外に来ているのに、家と職場の往復で終わってしまい、見識を広げるチャンスがないとういことを実感しました。
今はまだ自分の居場所みたいな所を見つけられていなくて、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。土日に水中ホッケーのクラブに参加し始めたので、もっと仲良くなって練習以外にも遊んだりする機会を持てるようにしたい。

■仕事のやりがいは給料でも会社のブランドでもない

駐在員の待遇は驚くほどよく、家賃は会社全額負担なうえに、給料も駐在手当が付きます。
すごい良い給料をもらっているのですが、普段仕事をする時に、最低限の給料があれば、やりがいを感じるかどうかには関係がないなと実感しました。後は会社のブランドとかも日本にいた時よりは気になるような機会が少なく、仕事のやりがいをどこに見出せばいいのか模索中です。
最近感じるのは、給料半分以下でいいから残業したくないということですね。。自分のやりたいこと、やりがいを感じることってどうやって見つければいいのだろう。


■それでもやっぱり海外はおもしろい

こんな感じで、最近は働くことに対するモチベーションを失いつつあるのですが、やっぱり海外にいると初めての経験も多くて面白いなと感じます。
日本にいたときとは中国に対するイメージも大きく変わりましたし、新しい言葉を覚えるという過程もとてもワクワクします。
自分の場合は、海外にいると永住する訳では無いからか、時間を大切にしようという意識がうまれ、普段より積極的になれます。この点は、消極的な自分にとっては大きな違いだなーと思うのです。



右も左もわからず、働き始めて二年近く経ち、最近は自分の価値観をはっきりさせて、それを大切にできる働き方をすべきだなと感じる。

2017年は、ブログでこういった心境の変化も記録していきます。